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ワイルド・スピード ICE BREAKのbluetokyoのレビュー・感想・評価

3.2
2024年4月6日 21:00~ フジテレビ 吹替え
さすがにマンネリになってきた感があるなあ。なんか、甘いような、ぬるいような気もする。もっとも、ワイルド・スピードシリーズ自体、冒頭からの導入部は、ゆるい感じなので、たとえ、マンネリになっても、マンネリとは、気付かれないのかもしれない。最後は、ビシッと、大迫力アクションで決めるので、などと勝手に思われているのだろうな。今回は、主人公であるドミニクが、自ら裏切ってしまうという、こんなのありか、という展開だが、あんまし、驚きは感じられない。ドミニクには、ダークな面もあるんだぜ、複雑なんだぜ、というより、実は、マンネリで存在感が薄まっているから、という気もする。

簡単にあらすじ。
ベルリンで、電磁パルスを使って、周囲の電流を遮断してしまうという兵器、電磁パルス砲が盗まれた。ホブス捜査官は、さっそく、ドミニク+ドミニクファミリーを招集。電磁パルス砲を奪還。
ところが、なんと、ドミニクは、電磁パルス砲を奪って、姿をくらませた。ドミニクはサイファーと組んで電磁パルス砲を横取りしたのだ。

ドミニクが敵に回ってしまったので、ホブス捜査官、ドミニクファミリーは頭を抱えてしまう。ということで、前回登場した、ショウ兄と組むことにする。
まずは、前回登場した神の目でドミニクを探す。あれ、どっかで見たことのある場所だな、うちらがいる場所かな、案外近くだな、と思ったら、ドミニクとサイファーの襲撃。神の目を奪われてしまう。

それでもなんとか、ドミニクがニューヨークにいることをつかむ。ニューヨークには、ロシアの国防大臣。核ミサイルの発射装置を持参しているらしい。サイファーが、近くのクルマを一斉に遠隔操縦、大混乱に陥れる。そのすきに、ドミニクが核ミサイルの発射装置を奪った。

実はこのとき、ドミニクは、なぜ、サイファーに協力しているのかを、ファミリーに伝えていたのだ。ドミニクは、サイファーに子どもを人質にとられているのだ。

こんどの標的は、ロシア軍の基地。潜水艦を奪うこと。ドミニクは、電磁パルス砲を使って、ロシア軍基地を襲撃。
一方、そのころ、サイファーの乗っているプライベートジェット機をショウ兄弟が襲撃。ドミニクの子どもを救出した。

ドミニクは、子どもが救出されたことを知ると、奪われた潜水艦を爆破し、ことなきを得た。
ちなみに、子どもはレティの子どもではないのだけど。そこらへんは、ファミリーということでいいのかな。
ショウ兄弟、とくにショウ兄が、いいヤツになっている。
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