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映画 ギヴンのbluetokyoのレビュー・感想・評価

映画 ギヴン(2020年製作の映画)
3.1
2024年1月7日 2:15~ フジテレビ 
BLものなのか。バンドものかと思ったら、女性は出てこないし、会話がねちっこく絡み合うので、なんとなくわかってきた。正直に言って、男性同士の性向シーン、愛撫シーン、キスシーンは苦手だ。そういうシーンはDVDなら早送り、劇場映画なら目をつぶる、というふうにしている。もっとも、この映画でそういうシーンは、ほとんど出てこないけど。それにしても、同性同士の恋愛というのは、異性同士とは違って、複雑になるものらしい、というふうに思っていいものかはわからんけど。

簡単にあらすじ。
登場人物。ドラムの秋彦。ベースの春樹。ギターの立夏。ボーカルの真冬。秋彦の恋人でヴァイオリニストの雨月。
ファミレスでのバンドミーティング。音楽フェスに出演しようかとなったが、まだ、持ち曲、一曲だしなあ、でも、出演の審査に出ようとなった。曲作りも挑戦するってことで。
で、秋彦は、真冬に雨月を紹介する。ただ、秋彦と雨月の間は、すでに破綻していたのだが。

秋彦は行き場がなくなって、春樹のもとに転がり込む。もともと、春樹は秋彦に片想いだっただけに、かなり微妙な雰囲気になる。
春樹と明彦とのあいだは、当初はぎくしゃくとしていたが、徐々に、馴染んでいく。そのことで、気持ちが落ち着いてきたのか秋彦は、雨月と別れる決心をする。
すでに仲が破綻していたのに、秋彦と雨月の中はずるずると続いていたのだ。
ということで、春樹と明彦は結ばれるわけだ。

と、まあ、こんな感じで、微妙な感情のほつれや結びつきを描いている。
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