寡黙な逃がし屋の主人公の愛と報復の物語。
ドライヴというタイトルとジャケットの雰囲気から、大人のカーアクションロマンスと勘違いしていた作品 笑。
いやまあ間違ってはいないのですが、いささかバイオレンスが強かったです。
とにかく主人公のキャラに惹かれてしまいました。主人公のキッドはとても寡黙で、考えていることが非常に分かりづらいキャラクター。しかしそこにミステリアスな魅力を感じる。愛するもののためには、全てを捨ててしまう位の内なる狂気が爆発するのもカッコいいです。
エレクトロなミュージュックとともに走る夜の街が非常に美しく、静かなこの作品の雰囲気を引き立てていた様に思えます。