うーーーーーーん………
面白くなかったしテンポも遅い。
メロドラマ的な犯罪をおしゃれっぽく…背景が綺麗な場所で、綺麗な男女で撮っただけ。
ライアン・ゴズリングの顔はタイプじゃないけど、雰囲気や佇まい、運転してるときなど角度によってはとてもかっこいい。あと爪楊枝咥えてかっこよく見えた人は初めてだと思った。
キャリー・マリガン可愛いわ。華麗なるギャツビーもだけど、こういう役が本当に似合う。
あと背景というか景色が綺麗。殺人シーンとおじさん達が話してるシーン以外はほぼ画面が綺麗だった印象。
あと音楽はとても良かったと思う。
でも話がやっぱりよろしくないわ。
主人公は、好きな女性と子供を悪い人から守っているという大義名分でかっこよさげに撮っているけど人殺しすぎ。そもそも最初から犯罪をアルバイトにしてるし、不倫してるし。
人生きれいごとばかりじゃだめかもしれないし、映画の中で殺人があっても気にならないときは気にならないんだけど、これはダメだった。
【追記】
数日経った今もストーリーには抵抗があるけど、最後の方に流れていた「OH MY LOVE」と「A Real Hero」という曲がとても良かった。
観た直後はこんな主人公をヒーロー扱いするなんて、という気持ちが勝っていたけど、曲が良すぎて映画も良いものだったのかもしれないと思ってしまいそうな位。
どちらもたぶん初めて聴いたが、どちらも哀愁漂う妙に懐かしくなってしまうような曲。
「OH MY LOVE」(リズ・オルトラーニ)の方をネットで調べてみたら「ヤコペッティの残酷大陸」という映画の曲と書かれているブログがあった。wikiであらすじを読むと残酷そうすぎて観たくない…しかし気にはなるという感じの映画だった。一応マークしてみたけど入手困難そう。
2020年-006
