Taul

樋口一葉のTaulのレビュー・感想・評価

樋口一葉(1939年製作の映画)
3.0
京都文化博物館フィルムシアター「生誕100年 高峰秀子 銀幕に生きる」にて『樋口一葉』(1939)を初鑑賞。山田五十鈴が若き女流作家を抑えた演技で好演。樋口一葉の作品内の人物が登場する粋な内容で、明治の風情を再現。15歳の高峰秀子は「たけくらべ」のみどり役で勝気な娘を印象的に演じる。

京都文化博物館フィルムシアターの高峰秀子特集。子役時代から娘役、そして戦後の名作群と必要十分なラインナップ。博物館内という堅苦しさも良いと感じる程、設備がよくて趣があるシアターで、安価にクラシックを見るには最適。小規模ながら関連の展示もあった。
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