屋根裏の聖職者

天使のくれた時間の屋根裏の聖職者のレビュー・感想・評価

天使のくれた時間(2000年製作の映画)
3.8
友人のオススメを視聴。
こんな、今の時代だからこそ、ちょっと考えさせられてしまった。

1つ1つの選択の積み重ねで出来ている人生。
あそこでこうすれば、ああすればと後悔もあっただろう。
しかし、人生を戻って選択のし直しは出来ないのだ。
でも、今から新しい選択肢を選ぶことは出来る。

この選択肢を選ぶ為に、本当は出来ない筈の経験をさせて貰うということが得難い贈り物になったのだと思う。

ただ。
本当に難しいとも思った。
最後の今までの生活を捨てる覚悟で主人公は邁進していったが、
実際自分の身の上なら難しいのかもしれない、とも思った。(主人公みたいに全然栄華を極めてないんですけど!)
あー、ほんま、あの時、この時とか年取ると考えさせられてしまうね。

もう、レビューというより、世迷い言になってて、心も千千に乱れてますけど、何故にこれを勧めたのか小一時間問い詰めたいと思います。
不惑にはまだまだ遠いな。