2015年の映画とは思えない作品。
わざとらし過ぎないチープさには感嘆を覚えた。
物語としては、単純。一人のヒーロー好きのオタク少年が本当のヒーローになるまでのお話。
血はドバドバ出るし、血生臭い残酷描写にあふれているものの、不思議と清涼感にあふれている。
これは、疑似ではあるものの、70年代80年代臭さを出している結果がここに凝縮されているのかもしれない。
うん。
面白かった。
時代を風刺したり社会問題について問うた作品ではまっくないけど、これくらい適当な世界観に適当なお話を入れ込んで、作り手の好きなように煮込んでみた!といったところでしょうか。
100年後も名作として伝えられる作品ではないでしょうが、良いと思います。
やりたいように、悔いのないように産み出されたんだろうと思ったよ。
しかし…アップルはロボット設定だからかもしれないが、瞳孔開きっぱなしなのは正直怖い(-_-;)