🖼勝手に秋の絵画展🎨㉛
不思議な作品。
新しい映像体験なのか？絵の中にいるような感覚。
開始30分台詞なし。
ブリューゲル「ゴルゴダの丘への行進」を実写化したといっても背景は絵だし奥行きある彼方の人や馬は動いてるし、どうなってるの？
CGやビデオエフェクトを使えば何だって出来るのは分かるけど、16世紀へタイムスリップしたかのようなフランドル地方の人々の日常とあり得ない高さからの俯瞰映像など斬新さに目を奪われた。
異端者を取り締まる警察の横暴を許さず後世に遺すため、十字架を背負うイエスと取り巻きの行進を目の当たりにしブリューゲルが筆を走らせる。
でも考えてみると、イエスの磔は16世紀ではないからおかしい、ただの空想なのか？宗教観は全く感じなかったけどσ(^_^;)
「バベルの塔」と並んで展示される「ゴルゴダの丘への行進」、絵画に込められた人々の想いが静かに語りかけてくるようだ。
監督・脚本・撮影監督・音楽
レフ・マイェフスキ
脚本 マイケル・フランシス・ギブソン
キャスト
ルトガー・ハウアー
シャーロット・ランプリング
マイケル・ヨーク
