ブリューゲルの動く絵の作品情報・感想・評価

「ブリューゲルの動く絵」に投稿された感想・評価

ピナコ

ピナコの感想・評価

3.5
TSUTAYA
ミニシアターコーナーにあった作品
ルドガー・ハウアーがブリューゲルを演じる。

"ゴルゴダの丘への行進"の絵画の実写解説映画でしょうか?

1枚の絵の中に色んな物語がある。
あるものは踊り
あるものは泣き
あるものは生きて
あるものは死を迎える
それを1枚の絵の中に表現しこの映画はそれを解説する。

実写で一度に観るとなんか不自然である。
違う時間帯の実物を観て1枚の絵画にしたものをまた実写にするからであろう。
絵画は力強く迫ってくる
この作品は124cm✕170cm
力作ですよね。
でもなかなか残酷な絵なんですね😩


少し調べてみると
この画家は
ピーテル・ブリューゲル1世
なんと息子も同じ名で画家
次男もヤン・ブリューゲルで画家その息子もまた
150年続くオランダの画家一族

1世の他の作品で
"バベルの塔"
"農民の踊り"
は有名ですよね。

少し
美術館行った気分になれたかな~😃
いち麦

いち麦の感想・評価

3.0
どのシーンも絵画を観ているよう。まさに“動く絵”だ。光と影、遠景画の融和がうまいんだな。描かれている世相や農民の暮らしの1解釈が示されるが、これが身の毛もよだつほど不気味でおぞましいのだ。
台詞も極めて少なく音楽もない。村人の生活は苦しくも天真爛漫で大らか。ただ、ある男がおどけたように角笛を吹くと、またもや…が始まるのか?と身震いしてしまった。一度のシーンで条件反射を成立させるほど。凄いインパクトだ。
「十字架を担うキリスト」…この絵は3年ほど前にウィーン美術史美術館を訪れたときに実物を観ているはずだが情けないことに記憶にない。「バベルの塔」の右隣にあったのか?映画のあと思わず直ぐにでも細部を確かめたくなった。
犬

犬の感想・評価

3.3
運命

巨匠ピーテル・ブリューゲルの作品の中に入り込み、絵画の世界を旅するかのような感覚を味わえる体感型アートムービー

ルトガー・ハウアー扮するブリューゲルを案内役に、ブリューゲルの絵画に描かれている人々の日常生活をなぞりながら、絵画に秘められた意味を解き明かしていく

映像が綺麗
そんな物語があったんですね〜

宗教
いろんな話があった

絵を知らなくても楽しめる
最後に出てきます

セリフは少なめ
描くシーンもあり

雰囲気、世界観が良かったです
ブリューゲルを好きな人が観たら面白いのかも、、?ちょっとノリで映画館へ観に行ったら、謎。
地形の高低差、配置の遠近感を撮った映画だった。

濃い明暗のかけかたも魅力。

が、それらの面白みに比べると
役者の動きの作り方が見劣りしてた。

画の高速消化が良さな筈だが、
刑のカットは随分しつこく、鬱陶しかった。

この手の映画としては珍しく
色作りがベトベトしている。
デジタルカメラの特色を活かそうとしたのだろうか。
arch

archの感想・評価

2.5
「ゴルゴダの丘への行進」を動かし、新たな芸術体験に挑んだ作品。
絵に音と動きを与え、台詞は作者のブリューゲルのみで絵について語らせるという構成は中々に面白かった。
しかしながら、CGの違和感と演者の下手な演技がどうしても没入感の阻害になっており、この試みは失敗といえるだろう。
アニメーションやCGを全く使わないなどの手法で徹底すれば絵に命を与えるという未だかつて無いイマジネーションに富んだ作品になったかもしれない。
最後ウィーンの美術館に引いていくのは素晴らしい采配
Chisa

Chisaの感想・評価

2.9
暴力的だったり流血表現があるので、絵画的かつ穏やかなものを求めて見てしまうとダメージ大きい。絵は知ってたけど細かいとこをよくよく見てから行けば良かったのかも…。内容が悪いわけではないです。映像表現は面白く好きでした。
insomnia

insomniaの感想・評価

3.9
絵画、というより絵本のようでした。
とても可愛い人形たちのよう。
それを観客として見下ろしている残酷感。
一人一人にストーリーがあり、小さな世界で動いている。
暗い話なのに重苦しくないのは絵を完成する為に創った世界に見えるからかもしれません。
一枚の絵からこんな話を考えるなんて面白い監督だなあ
ルドガー・ハウアー追悼。

本当に絵画の中の世界を表現した映像美でありながら、人物が一斉に静止する画面が一番印象に残るってのが面白い。

全体が緩慢としているから多少眠くもなるけど、構図的に絵画らしいまさき芸術映画って趣があったから自分の好みの作品ではあった。
ブリューゲル好きにはたまりません。「十字架を担うキリスト」をよくぞここまで細かく見て、ストーリーをつけてくれたなぁ!オタクだなぁ!鳥肌ものです。ブリューゲルの主人公を立てることなく、大衆を一人一人重要な人物として描く姿勢が好きです。ブリューゲルを好きでない、よく知らない人にとっては良さは伝わらないとは思います(。-_-。)
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