オープニング…宇宙のビッグ・バンで始まり火山の大噴火から生命誕生…。生命の起源を描く映像センスが物凄いです。美しいのは勿論、その中でも自然光の美しさは群を抜いています。
壮大なスケールで始まりますが、軸となるのは普遍的な家族の物語…。
アメリカンドリームを掴み損ねた厳格な父親と愛情溢れる母親…そんな対照的な2人の元、育っていく3兄弟。彼らの成長の様子を言葉ではなく美しい映像によって叙情的に描いていきます。
台詞ではなく、神との対話という形でカメラも下から上へのアングルが多用されます。
とにかくブラピが素晴らしい！一生懸命だけど不器用な父親…徹底的に子供たちから反発されます。
しかしそんな父も失業…子供たちは初めて父の弱さを知り涙します…私も号泣！
"感動"というひと言では語れない様々な感情が映像を通して体験できます。特にラスト…映像だけでこんなに泣けるなんて…。
そしてやはり母親の言葉が全て…
“The only way to be happy is to love.
Unless you love, your life will flash by.
Do good to them.”
愛がなければ人生は瞬く間に過ぎる。
人に優しくするのよ…。
因みに何故フィルマの平均がこんなにも低いのか分かりません。テレンス・マリックの映像をもっと観てみたいです。
thanks to; JTK 師匠♡•*¨*•.¸¸♡
