悪かねえけど良くもねえ。
電動バイブがそこら辺に転がってウネウネしてるシーンはキショくて良かった。
窓を突き破って飛び込んできたボーリング球を触ろうとして、ガラス片が手に刺さる描写が劇中でいちばん痛そうだった。
原作が怖いだけにハードルを上げすぎていたかしら。でも悪かねえ。途中からはホラーシーンの演出も度が過ぎてコメディみたいになっていたな。ランニングマシンで水飲みながら走るシーンとか。
原作の中にあるビルの中で追いかけ回されるくだりで菰田が付けている香水のキツい臭いが位置を知らせてくれる表現とかも映画で上手い事使ってほしかった。臭うという事は近くに居る、姿は見えなくても何処かに隠れているという恐怖心を煽る文体は天才かと思った。
自分の親も保険会社に勤めてて、お客さんの家を訪ねまくる仕事だから心配ではある。リアル黒い家事件…起こらないでくれよ〜