けー

天使の贈りもののけーのネタバレレビュー・内容・結末

天使の贈りもの(1996年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

デンゼル先生が天使!

いや、私が病みすぎてて「デンゼル先生ってば天使ー❤️」となっているわけではなく、この映画でデンゼル・ワシントン先生が天使を演じておられるのであります。

コミカルなデンゼル先生を堪能できます。
もうそれがカワイイのなんのって!!!!(←やっぱり病んでる)

作品自体はクリスマスにふさわしくほのぼの仕様。

やんわりとBLM関連問題に触れております。

警察による不当逮捕や白人による目撃証言の曖昧さ、ジェントリフィケーションでコミュニティをばらばらにされてしまうなどなど。

オブラートのくるみ具合からなんとなくこれって白人の脚本家さんと監督さんかなぁと見ながらぼんやり思いつつ、見終わってから調べてみたら、もともとは原作があるようですね。

映画はとても可愛らしいので楽しくみられました。
大満足です。
だって、これでもかっていうくらいお茶目で可愛いデンゼル先生が堪能できたし(何回言うてるねん)。

あかるい中にも天使であるがゆえの孤独感とかもちらりほらりと垣間見えたりして、そこできゅぅっと胸痛んだり。
でもまぁあくまでもデンゼル天使は物語のオブザーバーな立ち位置なので、デンゼル天使の物語は脳内補完しつつ。


ややのんべんだらりんと長く感じる部分もなくはないんですが、デンゼル天使の可愛さの前には全てを忘れてしまいますとも!
いちいち面白いというか、登場したらもれなくやらかしてくれるというか。

いやでもデンゼル先生が天使とは!!!(←それしか言うてへん)

それだけでも見る価値大ありかと。



で、とりあえずImdbのトリビアを見たら、最初はデンゼル先生、ジュリア・ロバーツさんを主演で考えていたと書いてありまして。
でもホイットニー・ヒューストンさんが適役だと思って...ホイットニー・ヒューストンさんにオファーしたと。

ほっほっほっほおおう???

まぁジュリア・ロバーツさんでできないこともないかもしれないけれど...???

なんとなくピンとこなかったのでもうちょっと読んでみる。

この映画の監督ペニー・マーシャルさんは女性の方で、で、なんとなくではあるけれども、もしかしたらこの映画の話ってジュリア・ロバーツさんからデンゼル先生に話がきたっぽくないかなぁと思って。

で、検索をかけると、このペニーさんは映画監督ゲイリー・マーシャルの妹さんで、ゲイリー・マーシャル監督は「プリティ・ウーマン」でジュリア・ロバーツさんと組んだ監督でその後もよい信頼関係にあるっぽい監督。

とすれば、ペニー・マーシャル監督がジュリア・ロバーツさん経由でデンゼル先生に接触した、話をきいてもらったっていう流れかなぁなんて思ったり。(←あくまでも妄想です)

出演してもらうためにホイットニー・ヒューストンさんの説得に1年かかったっていうことなので、スタジオに通す企画として”ジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントン主演”という毎度お馴染み隠れ蓑作戦をとったのかな? とか。

 ペニー・マーシャル監督がBLMをあつかった映画が撮りたいとジュリアさんにアイデアを話したとして、で、ジュリアさんがデンゼル先生に相談して、デンゼル先生は二人の話をききつつ、ホイットニー・ヒューストンさんのことを思いついたのかもしれないとかなんとかかんとか妄想しつつ。

ホイットニー・ヒューストンさんとデンゼル先生はこの時すでに交流がああって、ホイットニー・ヒューストンさんの話によると2人のなれそめはレストランにはいるとたまたまデンゼル先生が奥さんと一緒に食事をしていて、で、デンゼル先生がホイットニーさんに気がついて、大声で名前を呼んで手を振ってきて。
それで、一緒のテーブルで食事をしたそうなんです。
それ以来ホイットニーさんにとってデンゼル先生は”近所の頼れるお兄ちゃん”的存在だったとか。

とすれば、当時薬物中毒が深刻化していたホイットニーさんをデンゼル先生が心配したのかなぁと思ったり、俳優に転身する手助けをするつもりもあってだったのかなぁとか思ったり。

まぁ、妄想でしかありませんが、でもジュリア・ロバーツさんとデンゼル先生の友情関係の鉄壁さを思えばなくもないんじゃないかしらー。

どうかな?
けー

けー