くろひょう

うつしみのくろひょうのレビュー・感想・評価

うつしみ(1999年製作の映画)
2.1
「こっちが北斗七星で…」
(左の乳首を指差しながら)

「こっちが一番星…」
(右の乳首を指差しながら)

「で、こっちが霞ヶ関で…」
(股間の中心を指差しながら)

「こっちが迎賓館…」
(股間の最下部を指差しながら)

「で、この辺が国会議事堂?」
(股間の中心よりやや上を指差しながら)

「で、これがお掘り…」
(すでに股間はフレームアウト)

意 味 分 か ら ん わ !!
(園子温ワールド全開です)

はい!というワケで、またまたスゴい映画を観ちゃいましたよ〜♪
(1999年度作品園子温監督「うつしみ」です)

フィルマフレンド、ちゃんみゆさんからの紹介です!!
(僕のフォロワーさんでは、彼女だけがレビューをあげていました!)

愛知県の美術館からの要請で制作された映画だそうです。
(依頼した監督、間違ってない?)

写真家のアラーキーこと、荒木経惟(あらきのぶよし)
ファッションデザイナー、荒川眞一郎(あらかわしんいちろう)
大駱駝艦(だいらくだかん)主催の舞踏家、麿赤児(まろあかじ)
芸術、美術を生業としている3名の密着ドキュメンタリーと、人生を駆け抜ける女子高生に振り回されるおでん屋の主人の物語です。
(テーマは「全てをさらけ出す」といった所でしょうか…?)

裸…いっぱい出ます(笑)
(写真家アラーキーお得意のヌード撮影にて)

正直に言いますと、園子温監督の女性の脱がせ方が気に入らないんですよね(笑)
(オーディションでの選考基準が「脱げる事」なんですよ…)

TOKYO TRIBEで清野菜名ちゃんがヌードになっていたのですが、あきらかに脱ぎ損だった気がします!!
(格闘していて衣服剥ぎ取られるとか…要らなくない?)

ドキュメンタリーのパートは、主軸となる女子高生のお話(本編)の脇を飾る部分なので、ストーリーの様なものはありませんでした。
(その代わりに、使われている映像が本編と絡むシーンが用意されています)

ヒロインの女の子が中々ブッ飛んでいて、メンヘラを通り越してキチガイでした(笑)
(おでん屋の主人に処女を捧げたいと言い出します)

おでん屋の主人の彼女は、ふくよかでいやらしい体つきの眼鏡っ娘です(笑)
(どう見てもこっちの方が良いのに)

お二人の脱ぎっぷりには脱帽…
いや、パンツも脱げちゃいます(笑)
(脱いじゃダメ!!)

冒頭のセリフは、キチガイ女に惚れてしまったおでん屋の主人に眼鏡っ娘が女の魅力を教えていたシーンの再現です(笑)
(おでん屋の主人は、眼鏡っ娘を抱きながらキチガイ女を想っているクズ男です)

長々とワケの分からん事を書いてきましたが、とにかく観て下さい♪
(園子温という男がどういう人間かが分かると思いますので…)

最期に…
1時間48分の作品ですが、ま〜長く感じました(笑)
(所々グダグダ感が見られました)

でも、ヒロインの突拍子もない行動に笑わせられたりもしました!!
(渋谷のハチ公前で待ち合わせがしたいので、ハチ公像を自分の住む街まで移動させたりします…笑)

ひんぬーとパンチラを惜しげも無く見せていた今作のヒロインに拍手を送りたいです〜☆
(スコアはやらんがな)
くろひょう

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