くろひょう

ジョーカーのくろひょうのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.5
コレ、僕の好きなジョーカーじゃ無い…(泣)
(悪の美学とか感じられないの)

いや、ホアキンの演技はめっちゃスゴかったよ!!(笑)
(相当、心身に負担のかかる演技してました)

残念ながら、ベッメン(スーパーリッチ)は出てきません(笑)
(ベッメン=バットマン、スーパーリッチ=超金持ちという意味です)

ただね、ブルース少年(のちのバットマン)は登場しますし、トラウマを植え付けたあの事件も起こってしまいます…
(チンピラやマフィアの犯行ではありませんでしたが)

あらすじは…
ゴッサムシティは腐臭を放っていた。
市の衛生局がストライキに突入し、街角にゴミが山積していたからだ…
貧しい道化師、アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、心臓と精神に不安を抱える母親の介護をしながらスタンダップコメディアンになる夢を捨てきれずにいた。
同僚からの裏切りや、理不尽な解雇を受けたショックから道化師の扮装のまま地下鉄に乗った彼は、女性をからかう三人のビジネスマンを諌(いさ)めて返り討ちに遭い、発作的に彼らを射殺してしまう…
というお話。
(バットマンが現れる前なので、壊滅的に治安が悪い犯罪都市と化しています)

今作のジョーカーは、数々の「バットマン」シリーズとは少し異なっており、僕が感じた違和感を挙げて行きますので、少しお付き合い下さい♪
(誰も頼んで無い)
・笑い声
ジョーカーの特徴として挙げられる「HA!HA!HA!」という笑い声が、脳神経の障害による制御不能な発作となっている
(いやいや、可哀想過ぎるやろ)
・笑い顔
母親から「ハッピー」と呼ばれ、人々に笑顔を届けられると信じ、常に口角を上げる仕草がクセになっている
(いやいや、あれは科学薬品の樽に落ちて口元が変形したワケで…)
・ジョーカーという名前の由来
"面白く無いクセにジョークを言っている"事を皮肉られ、「ジョーカー」と呼ばれていた
(もっと、こう…切り札的な意味合いや、トランプのオールマイティーな感じじゃ無いの?)
・ヘビースモーカー
ドラッグやアルコールの描写は少ないものの、常にタバコを吸っているイメージがジョーカーには合わない
(何かに依存している姿は、ヴィランとしては弱く感じました)
・本当の悪
今作の犯罪に繋がるトリガー(引き金)が、生まれながらのモノでは無く、抑圧されたストレスの解放から来るモノだった
(コレって、普通の動機だよね?)
・トーマス・ウェイン
ブルースの父親が、貧困層を見下している嫌なヤツに!?
(「サインが欲しいのか?」なんて言ってたら、そりゃあね…)
・執事のアルフレッド
ガ チ ム チ じ ゃ ね ぇ か!!(笑)
(丸眼鏡で痩せた俳優さん使いなさいよ)

「ジョーカー誕生の物語」としては、面白く観れましたが、今後のストーリーの流れが気になります!!
(果たして、アーサーがジョーカーとしてバットマンの前に現れるのか?それとも…)

アメリカで懸念されている「犯罪を誘発する映画」かどうかは…!?

そ の 通 り で し た!!(笑)
(劇中での「KILL THE RICH (金持ちを殺せ)」をスローガンにした暴動を模倣する輩が絶対居ると思う)

まぁ、何やかんやで評判の映画ですので…
レンタルよりは、劇場で観てみてはいかがでしょうか?(笑)
(「バットマン」知らなくても大丈夫ですよ)

最期に…
テーマソングとして、チャップリン主演の「モダンタイムス」で有名な「SMILE」が使われていました…
(誰もが一度は聞いた事ある曲だと思います)

この曲ね、僕が愛して止まないマイケル・ジャクソンが、カバーしてた曲なんです(笑)
(知らんがな)

マイケルがチラついて、純粋に作品を楽しめ無かったのは内緒です(笑)
(ポーーーーゥ!!フズバッ!?)
くろひょう

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