にく

ヴァリエテのにくのレビュー・感想・評価

ヴァリエテ(1925年製作の映画)
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E・A・デュポン『ヴァリエテ』VHS届く。ミュージック・ホールで「運動が猛り狂い、ただし光の役に立つために猛り狂い、そうして光をきらめかせたり、星たちを形成したりバラバラにしたり、さまざまな反映を増加させたり、いくつものたなびく細長い輝きを描いたりする」『シネマ1』のを確かめる。
成る程『ヴァリエテ』(25)にも、ドゥルーズいうところのドイツ表現主義派の特徴である(光の度の)「ゼロ(黒)への落下」を見出すことができる。この「落下chute」は空中ブランコからの文字通りの落下のみならず、主人公の中年男の「人生(日光)jour」からの転落をも呼び込むのである。
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