題名は曲芸団、英語のバラエティにも通じる。囚人番号28番の告白から物語は始まる。空中ブランコ曲芸師の仲睦まじいボスとマリー、相方の兄が怪我してステージに出られない二枚目アクロバットスターのアルティネ…
>>続きを読むリア・デ・プッティとウォーウィック・ウォードの逢引きにおけるドアや窓の静かな気配作りと荒々しいウォードのアプローチ(ほぼレイプ)の緩急が凄まじい。聞き耳立てるときの耳のクローズアップはわろた。
ウォ…
どんどん美しくなっていくリア・デ・プッティとどんどん正気がなくなっていくエミール・ヤニングスのコントラストが凄い。
刺殺完了後の絶句リアクション→ヤニングスにしがみつくがずり落ちる動作→階段からもず…
不倫を重ねてる主人公妻と若者の逢い引きで若者側に顔が写らないようなカット。その後、妻が鏡を見ながら化粧を落とすカット(加藤泰の骨までしゃぶるも一夜を開けた後も同じカットがある)の連なりが素晴らしい。…
>>続きを読むドイツ表現主義の主要作に数えられる一本。第4回キネマ旬報ベストテン第2位。撮影:カール・フロイント。美術は「黒水仙」(1946)などのアルフレッド・ジュネ。「ヴァリエテ」とは「曲芸団」の意味。
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空中ブランコの撮影がすごい!この時代にどうやってブランコからの俯瞰視点を撮るんだ
にしても旦那の怒り顔が全部トトロのメイちゃんの表情で笑う 妻も発狂してから勝手に1人で階段から転げ落ちたり気付いた…
鳥飼りょうさんの演奏で、初めてのサイレント映画となった。(ヴァリエテの感想でなく、サイレント映画の感想になってしまうかもしれない)
登場人物の感情を映像だけで語らなければいけないので、その分映像…
エミール・ヤニングスの素顔が見える一本。『最後の命令』と主演男優が同じだなんて絶対わからないと思う。
曲芸師夫婦と若いブランコ乗りの三角関係だが結果的には妻によって身を滅ぼされる男の物語に仕上がって…
本作を分岐点に語られる古典ドイツ映画。「最後の人」と同じカメラマン、カール・フロイントの解放されたカメラがサーカスという場で更に水を得た魚のように動き回ってる。空中ブランコなど正に適材適所。因果応報…
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