成田007

007/慰めの報酬の成田007のレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
4.3
愛する人の復讐劇を描いた007シリーズ22作目。目を見張るアクションの連続と美しい景色がいい映画ではあると思うが、どこか不思議に感じることがある。007らしさがあまり感じることができない。復讐のために行動し、Mの命令にも背く。常に泥やホコリまみれのスーツ、ボンドガールも復讐にとらわれている。もし007以外のアクション映画なら最高にカッコいいと思う。しかし、007らしくない。常に冷静沈着でありながら時折見せる荒々しさ。今作はそれが逆になっていると思う。それだと007像とは違うと思う。

ストーリーはシリーズ初の前作のその後を描いたものになった。愛した女性ヴェスパーの復讐のためにある組織を調査する。今作は007/スペクターにかなり関係している大事な作品である。復讐のために不器用に奮闘する姿は最高にカッコいい。

遂に007シリーズも残すところ2作品。色んな007を観たがどの作品も印象深い。やっぱり007は面白い。