なんだこれ、続きになっているのか。前作がうまくいったから、というわけでもないのだろうけど、なんというか、おまけ感がどうしても出てきてしまう。アクションシーンは素晴らしいけど。また展開が早いというか、スパスパと進んでいくのでややわかりづらい。
簡単にあらすじ。
前回、ホワイトを捕まえたところからだ。
どういうことなんだ、と尋問していたら、イギリス情報部の一人が銃を乱射して、ホワイトは逃げてしまった。裏切りが出たのだ。
裏切り情報部員の自宅を調べて紙幣を押収。紙幣の番号からハイチが浮かび上がった。さっそく、ジェームズ・ボンドはハイチへ。
ハイチで、グリーンという男が浮上する。グリーンは、グリーン・プラネットという環境保護団体の責任者であった。だが、裏では、ボリビアのメドラーノ将軍と通じていて、クーデターが成功したあかつきには、天然資源の利権を得ることになっていた。
グリーンは、オーストリア、ブレゲンツのオペラ会場に現れた。ジェームズ・ボンドもあとを追う。そこには、CIAもいたが、グリーン側だった。
ジェームズ・ボンドは、グリーンを襲撃し、激しい戦いへ。戦いが派手だったので、ジェームズ・ボンドは、殺しのライセンスを剥奪される。
めげないジェームズ・ボンドは、イタリア、タラモーネへ。裏切り者のマティスに会いに行く。マティスの協力を得て、マティスと共にボリビアへ潜入する。
ところが、マティスは、グリーンの手が回っていて、殺される。
ジェームズ・ボンドは、グリーンが、水資源を狙っていることを突き止めた。
CIAを説得して、グリーンがメドラーノ将軍にクーデターの資金を渡すのが砂漠のラ・デュナス・ホテル、という情報を得る。
さっそく、ジェームズ・ボンドは、ラ・デュナス・ホテルを襲撃。メドラーノ将軍を倒し、グリーンは、砂漠に置き去りにした。グリーンは死亡。
悪役にしては弱いグリーン。
メドラーノ将軍を殺したのは、ボンドガールでボリビアの諜報部員。あまり存在感がない。