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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章 嚆矢篇のbluetokyoのレビュー・感想・評価

3.0
2話分しか入っていないのか。どうりで短いと思った。宇宙戦艦ヤマトの方は、旧作とかなり設定を変えていたけど、こちらは、それほどでもない気がする。ガミラスのいいヤツ度が増したが。冒頭は、いきなり、地球、ガミラス連合艦隊とガトランティス艦隊との激突。地球サイドでは、ガミラスに勝っているので、ガミラスを侮るような発言。それをたしなめる、いまはゆうなぎの艦長となっている古代進。ゆうなぎは、主力艦ではあるのだろうけど、なんか、イスカンダルまで行って帰ってきたという功績のわりに、この処遇は、ちょっとなあ、とは思う。
なんとなく、あるあるなんだろうけど、リメイクしたときに、ここらへんを、もう少し詳しく描写してもよかったのでは。ほかの乗組員も、たしか、同じような立場になっているはずだ。

戦闘が膠着状態になるや、ガトランティス艦隊から、巨大艦が出現。だが、地球艦隊は慌てることなく、アンドロメダを投入。拡散波動砲を撃ち込む。って、波動砲は封印したんじゃないのか、である。
森雪が、拡散波動砲って、波動砲なんじゃないんですか、と叫んだりする。

地球の偉い人は、拡散波動砲は、むしろ、ガミラス艦隊に見せ付けるためでもあるんだよ、みたいな、悪政治家発言。これもあるあるだよな。
そもそも、波動砲を使ってはいけないなんてのは、イスカンダルと一介の艦長との口約束じゃないのかね。まさに、悪政治家の屁理屈。
宇宙戦艦ヤマトの乗組員が冷遇されているのも、ここらへんの考え方からだな。

地球艦隊が、破損した艦艇を地球までワープさせる。ワープも随分使い勝手がよくなった感じだ。
そのとき、すかさず、ガトランティス巨大艦が、そのワープしたところへ突入するわけだ。巨大艦のわりに、俊敏だったりする。

ワープというのは、どこでもドアみたいに、行きたい場所へ、ほいほい行けるわけではないはずなんだよな、たしか。

いきなり、ガトランティスの巨大戦艦が、地球の間近に出現して、地球に突撃してくるのだ。

で、古代進艦長のゆうなぎも、あとを追って、ワープするが、巨大戦艦になすすべもない。

とそのとき、博物館みたいなところに展示してある宇宙戦艦ヤマトから、主砲が発射された。ガトランティスの巨大戦艦はあえなく爆破。
なんか弱過ぎ。

一方、かつての宇宙戦艦ヤマトの乗組員たちに、ふたたびヤマトに乗れ、という思念が届く。テレパシーみたいで原始的だ。
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