雪の中パンクで動けなくなった車の中で女性が恋人と話をしている最中、男がパンクを見てやろうと声をかける。
断る女性に男は突然犯行に及んだ。
その男は連続殺人鬼だった。
冒頭から無惨にも女性は残忍な殺され方をする。
いかにも韓国映画という感じだ。
殺された女性の電話相手は国家情報院捜査官スヒョンの婚約者だった。
復讐の鬼と化したスヒュン、一度で殺すことはなく殺人鬼ギョンチルが犯行に及ぼうとする度、残虐な制裁を加えて行く。
ギョンチルには同情の欠片も感じない。
気持ち悪く、おぞましく、獣のような人間。
悪魔の様なスヒュンの復讐のやり方を観てる私自身もこんな奴にはこれくらいの事は当たり前と思わせられた。
しかし、スヒュンは自分の復讐を成し遂げるが結果自分には何も残っていない事を感じ泣いたのだろうか…。
スヒュン演じる世界的スターであるイ・ビョンホン、「オールド・ボーイ」などで知られるチェ・ミンシクの迫力ある演技が凄い。