監督キム・ジウンによる2010年の韓国映画。今月からアマプラに復活したので鑑賞を。
連続殺人犯に婚約者を無惨にも殺害された国家情報院に勤めるスヒョン。義父のコネクションもあり早々に犯人を割り出すが、彼にとっての“復讐”は新たな悲劇の幕開けでもあったー。
じわりじわりと恐怖を煽り、こちらが想像した“最悪”を答え合わせの様に突きつける展開の連続。褒めてますが本当にこのシナリオ考えた方はどうかしてます😨
バイオレンス、グロゴア、汚物に至るまで包み隠さない躊躇の無い表現。全てにおいてギョンチョル役チェ・ミンシクの迫真の演技には圧倒され、この一本で大嫌いな俳優になりました。重ねて言いますが褒めてます笑
ひと段落したかと思ってからがこの映画は長い。タクシーの相乗りや仲間の登場は、そんな奴らが山程いるというメッセージか、はたまた同族嫌悪を描きたいのか、少し蛇足感はある。
二人の悪魔が導き出した“ダメージの最大効率=家族”という方程式はシンプルだがあまりにも効果的過ぎた。。。
他にも観たい作品は多いのですが、韓国ノワール作品はコンディションが整ってないとキツいのも多いからなー😅
ラストで犯人と対峙し煙草を吸うイ・ビョンホンの横顔は鳥肌が立つくらい格好良かったです…🚬