8Niagara8

アルファヴィルの8Niagara8のネタバレレビュー・内容・結末

アルファヴィル(1965年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

パリを未来都市に見せる映像に唸る。これに色がついたらどうか分からないか、モノクロ故の美しさを感じる作品である。

設定の把握が難解でややそれに振り回されもするが、展開としては面白い。意識や感情といった概念が死滅したディストピアからの脱出譚、最後「愛してる」で終わるのも実に示唆的。

度々アップになるアンナ・カリーナが美しく、どこか近未来的な雰囲気を帯びていて、流石の存在感である。
8Niagara8

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