クソ女×クソオタク
オタクという言語が世間に浸透する以前に発表されたサイコスリラーの金字塔的作品。ただし近年の世相からするとこんなめんどくさいオタクよくSNSで見るよねとまた違った生理的嫌悪感を覚えるのが時代だなとしみじみ。
主人公がスリラー映画作品だというのにやたらとたくましい。作家はなんというか余裕のない人種なイメージなだけに、最後まで笑みを絶やさなかったあたりがイケメン。あと保安官が有能なのも、保安官というキャラ属性からすると意外でよい。
ラストの選曲は絶対悪意ある。
有名な女オタクの名前はミザリーじゃないです。