★【追悼】山本陽子
【CATV/ムービープラス/過去BD放送録画視聴/シネスコサイズ】
日活の女優スター山本陽子さんがお亡くなりになりました。ご冥福を申し上げます。
日活の三人娘(吉永小百合・松原智恵子・和泉雅子)の影で注目度が低かった彼女でしたが、その美貌は誰にも負けませんでした。今回は私の所蔵BDから、本作をチョイスして追悼として再鑑賞しました。公開当時、24才のピチピチでの出演ですが、何度見ても美しくオーラを感じる。
本作は当時の怪獣ブームに乗った日活の最初で最後の特撮映画だ。東宝の円谷作品と比べるとチープさが目立つが、ストーリが怪獣親子の人情物語りであるので異色作と言える。ラストは唱歌「ふるさと」に似たメロディーが流れ、人々は涙を流して終わる。山本さんは映画では紅一点の雑誌社カメラマンを演じており、雑誌記者と生物学者の三角関係で揺れる若い女性を演じていました。
昭和の大スターが次々にお亡くなり寂しいが、出演映画は永遠に生き続ける。合掌。