このレビューはネタバレを含みます
テネットが難解過ぎて、とりあえずノーラン監督の別の作品をちゃんと観てみようということで鑑賞。
・まず、テディを殺害して最初のポラロイドを振っている逆再生シーンから始まります。
最後まで観て、もう一度最初からこのシーンを観たらゾッとしました。
「地下室に行けば自分が分かる」と言われたのに...
・ナタリーが、レナードの妻を酷い呼び方をしてレナードに殴られたのをいい事に、出戻りして「ドッドに暴力を振るわれた」というシーンもゾッとします。
「ナタリーのことは信用するな」とテディに言われたのに、テディの写真に「ウソは信じるな」と書いたせいで、メモをせず..
自分の良いようにしすぎ。
・サミーの話をたくさんしていたレナードですが、それが自分自身だった事が判明します。
=暴行された妻は生きていたが、糖尿病でのインシュリン過剰摂取でレナードが殺したことになります。
めちゃくちゃ悲しい...。
・レナードが嬉しそうにしているポラロイドが1枚ありますが、それは既に犯人を始末していた証拠写真でした。
それ以降殺害したのはジミー、テディとなりますが、それ以降も永遠に犯人を探し続けるであろうという終わり方でした。
復讐完了とメモしないということは、彼自身も殺人を生きがいにしてしまったんですね...