らんらん

ちんじゃらじゃら物語のらんらんのレビュー・感想・評価

ちんじゃらじゃら物語(1962年製作の映画)
3.0
名古屋を舞台とした物語
パチンコの神様の異名を取り現在は釘師をしている山田太助(伴淳三郎)49歳
奥さん(月丘夢路)に逃げられ娘と2人で暮らしている
一方この度市長選の候補となっているのが山田太郎(千秋実)、太助とはかつて戦友の仲であった
現在は有島一郎が経営するオートバイ会社の幹部でもある

そんな2人をメインに市長選の裏で私腹を肥やそうとする悪い奴ら(須賀不二男)、太郎がカンボジアで作った混血児パプロ(芦屋小雁)の来日、パチンコ店荒らしの三木のり平、フランキー堺、ラストはパプロが出場するオートレース、と色んなことが巻き起こる喜劇作品

冒頭のタイトルでは『喜劇 出たとこ勝負』って大きく出て、隅っこに小さく『ちんじゃらじゃら物語』よりってなってる

神保町シアターの特集で見てきたんですが、前もってフィルム状態が悪いっていうおことわり付きの作品
実際見てみるとカラー作品とは思えないくらいの退色ぶり、そして場面が何度も飛ぶ、しかも前に来たり後ろに来たりとw
それなりに楽しめはするけれど、正直今回見た限りでは評価しずらいところ

見る前に出演者調べてて岩下志麻の名前があったので見ようと思った作品なんですが、クレジット順のわりに志麻さんちょい役です、かなり終盤に唐突にちらっと出てくるだけ
あと藤山寛美も出てるらしいけど、前述の場面飛び飛びのせいか見つけられず

うん、フィルムの状態からして評価しずらいんですが、大体の流れ、ストーリー、出演者の出来から判断して可もなく不可もなくそれなりの喜劇作品かなと思う
伴淳三郎、千秋実、加東大介、フランキー堺、三木のり平、みなさん流石に芸達者で楽しませてくれるけど、、、おっさんばっかりーーw いや特集の趣旨からすればこれでいいんだろうけどー
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