盲目の少女を守るために優しい嘘を必死でつき続けるおじさんたちと、そして優しさを理解し騙されたフリをし続ける少女。
自分が結婚することばかり考えていたおじさんが他人のために頑張っていた時間、そして家族の温かさを受けてこなかった少女がおじさんと過ごした時間がタイトルの「至福のとき」だったのかな。
普通にお父さんを装って書いた何枚もの少女への手紙を読んであげるけどその嘘もバレていてなんだかんだで主人公のおじさんと少女が親子のような関係になってエンドかとてっきり思っていたのでラストにびっくり。おじさん事故って意識不明。少女はそのことも知らず手紙の内容も読まずにどこかへ。途中までよかっただけになんかモヤっとする終わり方だったな。
中国はあのデブ女の息子のように丸々と肥えた子供がたくさんいるって聞いたことあるけど…地獄絵図かよ。
少女は映画の序盤は表情がほとんど変わらなかったのに映画が進むにつれて表情豊かになっていくのがとてもホッコリしましたね。