このレビューはネタバレを含みます
0分という尺と本編で描いている時間も1カ月という短さにもかかわらずきちんと最後の『瞼の母』を健が観劇するシーンで2人の間で育まれた友情にグッとこさせるの凄い。
嫌な人間も社会活動を営む上で避けられない他人とのハッキリとした衝突もほぼ描かない、爽やかで優しい映画。
ただ、2人の友情、親子の衝突、学校教育、生みの母親についてなど主要キャラ2人が本作で抱える問題だけでもかなり多くて忙しいのに大衆演劇についても掘り下げるしなんなら健の元カノとのラブコメも描いたりでやや詰め込み過ぎ感もあるような気はした。