色褪せない映画だと思った。
空からやってきた鉄人と少年が出会い友情を育む話。とてもシンプルで分かりやすいストーリーだけど、とても引き込まれる。
キャラの動きが丁寧だから、鉄人とのやりとりが面白いから、映像として色褪せていないから、おそらく全てが上手くかみ合わさっている映画だと思った。
1999年公開(アメリカ)で公開されたとは思えない映像。アイアン・ジャイアントはアイアン・ジャイアントはコンピュータグラフィックスで描写され、手書き作画の質感を取り入れているらしいけど、本当にセルと違和感がなくて自然だった。
1999年でこの技術は凄い。
これは長年愛されている理由がよく分かる。
所々アメリカの情勢が垣間見えるところがあって、時代を感じるけどそれも含めてこの映画は貴重だと思う。
ずっと気になっていた映画だから観れて良かった。