冒頭の「Seasons Of Love」の曲が大好きで、一時期、目覚ましの曲にしていた。ブロードウェイ舞台の来日公演も観たし、日本キャストの舞台も2回観た。マークが森山未來のバージョンと福士誠治のバージョン、どちらも良かった。映画はハリポタ１のクリス・コロンバス監督が丁寧に作っているけれど、尖りが少なく、ややエモーショナルに欠ける気もする。
舞台はニューヨーク。ロッカーや映像作家やダンサーやドラッグクイーンなど皆ひとりひとり、自分の生き様を模索しながら、HIVによる命を落とす脅威に怯えながら、自分たちの住むロフトを守ろうと抗議のライブをして、、という筋よりも、その一人一人の命に対する、生き様に対する想いが溢れんばかりに伝わってくる。舞台版の方が好きだけど、映画も面白い。
でも、やっぱり、冒頭のSeasons of Loveに尽きると思う。この映画のテーマは抽象的にはSeasons of Loveの歌詞に表されてると思う。この歌詞を体現している彼らの生き様を観ていくと、心がひりひりとしてくる。そして、今、自分は生きているだろうか、と問いかけられるようだ。
♪Seasons of Loveの歌詞♪
Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes
Five hundred twenty-five thousand moments so dear
Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes
How do you measure, measure a year?
52万5600分
52万5600の大切な瞬間
52万5600分これが一年の時間
あなたは何で一年を計るの？
In daylights, in sunsets
In midnights, in cups of coffee
In inches, in miles
In laughter, in strife
夜明けの数
日が沈んだ数
夜を迎えた数
飲んだコーヒーの数
それともインチやマイルの単位で
笑った数や争いの数、、、
In five hundred twenty-five thousand Six hundred minutes
How do you measure A year in the life?
君は君の一年を何で計るの？
How about Love?
How about Love?
How about love?
Measure In love
Seasons of Love
Seasons of Love
愛はどうだろう？
愛で測るんだ
愛の季節を送ろう。
（歌詞おしまい）
この曲を聴くと今日一日の大切さがこみ上げる。
命を尽くそう、そんな気持ちになる。
さて、明日はどんな一日にしようか。
