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弾丸を噛めのAONIのレビュー・感想・評価

弾丸を噛め(1975年製作の映画)
3.0
イキがっている若者たちが、G・ハックマンとJ・コバーンの両オヤジにお仕置きされるシーンが好き。クライマックス直前の意外な急展開には驚き。

久々に再会した旧友同志のハックマンとコバーン。コバーンから金を貸そうかと言われて一度は断ったハックマンが、「(夜の)女は30ドル」と聞くと黙って金を受け取る素直さがいい。

タイトル「弾丸を噛め Bite the Bullet」って原題直訳で意味不明ですが、”苦痛・困難に立ち向かう”、転じて、”やるっきゃない”という意味のようですね。

見物人(スポンサーらしき大金持ちや娼婦たち等)が列車に乗って先回り移動したり、大統領からレース参加者に電報が届いたり、当時の長距離大陸横断レースの状況描写が興味深い。
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