あああ〜〜〜胸糞。すごい。見るのやめようかと思った。ラストもモヤモヤ。でも紛うことなき傑作。
何者かに追われて逃げてきて、辺境の村社会で暮らすことになった女性のお話。
揺るがない地位から裁くのが傲慢なのか、勝手に人の上に立った気になり赦すのが傲慢なのか。
作中じゃどちらも傲慢と描写されていたが、真に傲慢で救いようがないのは嘘で逃げの理由を吐いて、赦しを請い、自分を正当化すること。気をつけないと。
語り手の存在と、演劇のような舞台。セットほぼほぼ無し。
独特すぎる雰囲気と陰湿でクソの掃き溜めのような村社会物語が絶妙にマッチ。あっという間の3時間でした。
ダンサーインザダークの監督かよ、なんなんこの人。