このレビューはネタバレを含みます
よく分からない。
あと疲れた。
終始よくないことが起きる前兆のような不気味な雰囲気が漂っていて、最初のうちはその気味悪さに惹かれたけど、登場人物の一挙一動がいちいち「なんでそうなる？？」と突っ込みたくなるようなものばかりでちっとも納得感なく話が進んでいくのに疲れてくる。
キャラクターの行動原理も意味が分かんない。共感が全くできないので、大声でツッコミ入れながらじゃないと観続けるのが辛いほど。
原作読んだらそのへんの意味わからなさは補完されるのだろうか…
でもこれを観たあとの疲労感で原作読んでみようかなとはならない…
お誂すぎて若干ギャグじみてるBGMと相まって、まさに〝お芝居〟を見てる感じ。
この辺は監督の感覚とわたしの感覚が合わないんだろうな。
別に何の罪もないのに贖罪の意識を抱えさせられて不幸な運命を辿る前半3人はともかく、アサコとユカの対峙から急にゴジラvsガメラみたいになるのはなに？
個人的に幸せになってほしいのは、アサコの旦那さんとわかばちゃん、ユカのあかちゃん（ユカは除く）です。
そもそも、なぜこれを一本にまとめようと思ってしまったのか？
一気に見るもんじゃなくないか？これ。
🌸いいなと思ったところ
・彩度が低く薄暗い重厚な画面
・安藤さくらさんの存在感
