キャッスルグレンギャリ

ウェイバック 脱出6500kmのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

ウェイバック 脱出6500km(2011年製作の映画)
3.5
U-Nextで鑑賞。「潜水艦ものに駄作なし。」と同様「脱走ものに駄作なし。」という向きもあり、本作が紹介されていたので鑑賞しました。
本作には原作があり、ベストセラーになったそう。だた実話なのか、フィクションなのか、はたまたそれらのハイブリッドなのかははっきりしないようです。
本作の脱走劇に関しては、敵が追っかけて来る、というハラハラドキドキはありません。あるのは一貫して自然の厳しさとの戦い。極寒、砂漠の暑さ、渇きです。その点ドラマとしては単調でした。観るべきは現地ロケではないのでしょうが、前に広がる自然の雄大さです。
ラスト、インド国境の役人が「パスポートを拝見。(主人公たちが「ない」というと。)構いませんよ、ようこそインドへ。」ということばにいい国へ行き着いたなあと感激しました。追い返す国もあるだろうから。