乙郎さん

R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私の乙郎さんのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます


5月9日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

チャンネルnecoにて『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』鑑賞。なかなかよかった。興味深い作品でした。 http://coco.to/movie/20449
posted at 22:15:26

5月9日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『 自縄自縛の私』 正直にいえば序盤~中盤はいまいちかなと思っていた。キャラクターが平板でその他の描写もリアリティがなく、役者でひっぱるのも難しいのかと。ただ、このちゃちさが終盤の展開に活きてくるように感じた。
posted at 22:17:09

5月9日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『 自縄自縛の私』 ラスト40分、往年のロマンポルノを思わせるような展開に入る。それまで、この題材にしてはあまりエロく感じなかったのだけれども、その抑揚が効いたのか、とにかくエロい。あと、ここで縄で縛るという行為が持つ多義性が露になってくるところもよかった。
posted at 22:19:37

5月9日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『 自縄自縛の私』 通常、映画等でアブノーマルな性行為が描かれるのは、その人物が「出逢い」を求めているとされる。ただ、平田薫演じる主人公は、その行為に没頭していくことによりどんどん孤独になっていく。
posted at 22:21:36

5月9日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『 自縄自縛の私』 ので、ある人物が縄をほどくという行為は感動的なんですよね。このシークエンスにおける濡れ場のエロスを助長したのもそれがあるのかも。
posted at 22:23:34

5月9日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『 自縄自縛の私』 ただ、この映画はそこで終わらず、別の人物とのシークエンスでもってエンディングを迎える。ここでのエモーションの爆発。結局孤独な人物同士ではわかりあうことはできないのか。どうかこの子たちを救ってほしい。そんな気分になった。
posted at 22:25:57
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