このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
吹替版です。
サッカーを通した子供たちの変化が印象的でした。
一方、終盤の展開が忙しないかなとも思いました。
①良かったところ
・サッカーを通した子供たちの変化
少しずつ仲間になっていく子供たちが印象的でした。
・反発する大人たち
本当に嫌な大人が多かったです(誉めています)。
変化によって自分たちの地位が脅かされることを恐れる姿が描かれていました。
生々しかったです。
・ルールの範囲で戦う
視察団を呼ぶ展開が良かったです。
大人な戦い方だと思いました。
・父親と和解するかはわからない着地
父親の言いなりだったハートゥング。
彼が父親に歯向かう場面が印象的でした。
しかも、その後に親子が和解するかどうかはわからないまま終わるところも良かったです。
ハートゥングが大きな一歩を踏み出して終わるところが誠実な描き方だと感じました。
容易にわかり合える問題ではないと思うので。
②気になったところ
終盤の展開が忙しなかった印象です。
個人的には、
「電報で視察団の来訪が決まる
→サッカーの練習をする子供たち
→いざ視察団の前でサッカー」
という流れで十分でした。
報道による妨害を受けたり、コッホ先生が学校を去るタイミングで友人率いるチームと視察団が来るのは、たしかにドラマティックです。
ただ、個人的には盛り込み過ぎかなと思いました😅
③まとめ
感動的な場面もあり、素敵な作品でした。
観て良かったです🙇