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推理作家ポー 最期の5日間のユートのレビュー・感想・評価

推理作家ポー 最期の5日間(2012年製作の映画)
3.3
レビューお引越し中。

タイムラインうざかったらしばらくフォロー外してくだちいm(_ _)m

エドガー・アラン・ポー。
アメリカ合衆国を代表する推理小説家。
彼は謎めいた死を遂げ、その真相は未だ解明されていない。

そんなポーの最期を題材にしたサスペンスムービー。
ちなみにエドガー・アラン・ポーが恐怖作家なだけあって、中々グロいです。
グロ耐性が低めの人はご注意を。

監督は『Vフォー・ヴェンデッタ』でデビューしたジェームズ・マクティーン。
Vフォーはそこそこ話題になったものの、まだまだキャリアは浅く、自分もほとんど知らないっす。

メインキャストを飾るのは、
ポー役に、安定のジョン・キューザック。
ポーの相棒(というかお守り)フィールズ警視に、今メキメキの伸びているルーク・エヴァンス。

時代背景による雰囲気と、キャストの立ち位置からかザックリ本作の印象は廉価版シャーロック・ホームズ(ガイ・リッチーの)でした。
と言ってもシャーロック・ホームズのようなユーモラスな描写は全くないです。
なぜ廉価版という印象かは単にシャーロックホームズの話題性と知名度かな。


アメリカを代表する推理作家。という印象からポーという人物は、さぞかし常識人なんだろうなぁと思いきや、超がつくほどどうしようも無い奴だったんですね。
そのギャップが一番衝撃でしたわ。

そんなポーの小説の模倣犯と心理戦が本作のメインとなります。
が、模倣犯と言われても元々の小説をまるで知らん。
どれだけ元ネタを知ってる人がいるんだろう。
でも元ネタを知らなくても話の本筋は充分楽しめます。


最後の最後で秀逸なオチになるかと思いきやいまひとつ伸びずでした。

ちなみに日本の推理作家、江戸川乱歩はエドガー・アラン・ポーから頂いた名前だそうな。
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