このレビューはネタバレを含みます
亡き母が演じてたスラッシャー映画の世界に迷い込んでしまうB級ホラーコメディ。
主人公たちはホラー映画のお約束の知識を持っていて、殺人鬼に殺されることを回避しようと頑張る。
あらすじが面白そうで観たけど、内容が余裕で超えてきた。
高すぎるエンタメ性で、最後までずっと楽しい。
めちゃめちゃ好き。
映画のスクリーンを引き裂いて、文字通り映画の中に入っていくところからもう最高だった。
過去回想のシーンで空間にインクが垂れていき、本当に過去にワープしたりとかギミックがすごくいい。
他にも序盤の車でキャンプ場まで行くシーンで、映画が終わるまで待てばまた戻ってきたりとかね。
フラグは立った瞬間に回収される。
殺人鬼は仕事人。
しかも、正しい倒し方をしないと絶対に死なないという不死身の男。
殺人鬼が過去回想中に車で轢かれたの死ぬほど笑った。
登場人物のキャラが全員立ってるというか作品内でちゃんと生きてる。
最後の会話で母が、私はこの作品の中で生きている的なことを言っててグッときたし、その通りだと思った。
オチも良かった。
この勢いで続編つくってほしい。