まぁ思うに間違いなく良作で間違いなく高評価多めなんだろうと間違いなく思うんだが観終わってワシがグッと来そうなポイントは「ことごとくスカされた」ってのも正直な感想で。
もちろん話自体が西部劇でもヒューマンドラマのヘビーウェイトモデルなのはかなり早い段階で分かるんだけど、そうなるとセリフなり展開なりで刺さる部分が無い場合 、普段だと物語のめり込みオジサンなワシが〈時間と共に冷静になっちゃう〉ワケで…つまりこの作品、ワシは
「ほぼ淡々と観て終わってしまいました。」
むしろこういう描き方や展開が正しいんですよ多分。
だからこそ人間ドラマを重厚を描けてるんだろうと。
ハッキリ言って内容に文句なんか無いんです。
ガッシリしてるし重い。
ただ良い作品だって俯瞰では思える一方、ナンかこう…
『あまりグッとなかったんだよなぁ。』
説明が整理整頓出来なくて難しいww
あとワシが良く説明に使う 観てる時の感情やテンションの"波"なんですが、
頭とケツにバーーーーン！とやって後ずっと平坦に感じてしまったのが…
もちろん平坦と言ってもそんなに凪ってワケじゃないんだけど、特にド頭の演出と以降の流れと展開がワシ的に
《"高低差あり過ぎて耳キーン"級》
だったのが落ち着かないままラストにまたパイクスピーク・ヒルクライムやられた感じで…
まぁハッキリ言ってしまえば
「落ち着かなかったんですわ。」
役者も良かったし良い映画だろうけど、ナンか…良い作品だと思えるのにノレないのは結構シンドいっスわ。
何かキッカケにガラッと評価変わる可能性も全然ありますけど、現状こんな感じです。
