Kaito

バッファロー’66のKaitoのレビュー・感想・評価

バッファロー’66(1998年製作の映画)
4.3
映画館でリバイバル上映という形で上映されていたので鑑賞。ヴィンセントギャロが監督、脚本、音楽、主演を手掛けた作品。主人公のビリーは刑務所から出所した後に実家に帰るのだがそのことを親に報告する際に服役をしていたということも隠し、妻がいて、一緒に帰るという嘘をつく。そして親に電話をしていた時にたまたまその場にいたレイラがビリーの妻を演じることになることから始まる物語。色彩の使い方やカメラの写し方など様々な点に工夫をこらし、独創的な映像に仕上がっている。万人にウケる作品とは言い難いかもしれないが、刺さる人には色々な点でとことん刺さりそうな作品であると感じた。「映画好き」からの評価が良いというのも納得の作品だった。
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