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千年女優のcamusonのレビュー・感想・評価

千年女優(2001年製作の映画)
2.2
主要な登場人物は以下の3人です。
隠遁生活をしている往年の大女優。
そのドキュメンタリーをつくろうとしてインタビューをするおっさんP。
(小さな映像製作会社の社長らしい。プロデューサー兼ディレクターか?)
おっさんPが連れてきた関西弁若手カメラマン。

女優が若き日の役柄を回想する度に、
女優の大ファンのおっさんPと若手カメラマンが回想の中に入り込み
おっさんPは、劇中の登場人物となって、
自らの犠牲を顧みずに女優を助け、その忍ぶ愛に酔い、
若手カメラマンはそれに対して、
関西弁で突っ込みを入れつつも撮影し続けるというスタイルです。

デフォルメを抑えたキャラクターに細かい演技をさせて、
コントの真似事をさせているわけですが、
これが決定的に面白くないというか、肌に合いませんでした。

わざわざアニメらしくないことをして、
わざわざアニメでは難しいことをして、
失敗しているなと思いました。
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