kirito

サニー 永遠の仲間たちのkiritoのレビュー・感想・評価

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)
4.0
【これは名作といっていいはずだ(チラッ)】

Filmarksの評価「4.1」。
なにこれめっちゃ高いじゃんwww


高校時代、周辺の縄張りを仕切ってた7人の女子(不良?)グループ「サニー」。
しかし、ある事件をきっかけに7人はバラバラに。


あれから25年後…
主人公イム・ナミは病院を訪れた際、「サニー」のリーダーであるハ・チュナが癌に侵され余命2か月ということを知る。

そしてナミは、チュナのために25年ぶりにもう一度7人を結集させようとするのだが…

あの日止まっていた時間は再び動き出すのか?



某公共放送でやってる韓国の時代劇ものは両親と共によく観ていたが、韓国映画は初めての視聴かもしれない。

そして、一番初めに観た韓国映画がとても良い作品だということに気付いたのはまさにこのレビューを書くときであった。
上記の通りの評価の高さ(^^♪


しかし、この評価はおそらく妥当だろう。
いってみれば、このもう一度友情を取り戻すために!という設定は、どこぞのアニメでも観たことあるし、ありがちな設定である。

ただ、今作が面白いのはかなりコメディ要素を交えている点と、皆で踊る「サニー」のダンスが味があること、加えて、現在と過去(高校時代)の描写を交互に入れてくる点だろう。
この視点の切り替えしがなかなか良くできている。
しかも、最後はホロリとさせる要素すらも加えており、文句なしである(*'▽')
あ〜心が温まった〜



高校時代の話については「今を生きている」感じがこちらにもひしひしと伝わってくる。
THE青春ここに極まり!!


登場人物がまた個性的で7人もそうだが、このグループに対立する7人組もまた面白い。
それぞれに特徴がある。


私の一押しは高校時代のチョン・スジ役のキム・ボミさん(さん付けw)。
明らかに群を抜いて綺麗。
劇中でも高校時にモデルになっている。
画面に映りこむ度に目が奪われ、集中できないといったありさまだ。


劇中で用いられるのは、
1966年リリース ボビーヘブの「サニー」という曲が元になっている。
奥田民生やボニーMがカバーしたことでも有名らしい。
この映画で初めて知ったが、どうやら病みつきになりそうだ…


普段韓国映画を観ない人でもぜひこれを機に一度手に取ってみてはいかがだろうか?
映画に国境がないことを私は再確認できた次第である。

2015.10.23
kirito

kirito