多感な時期に出会い、喜びも悲しみも共に分け合い、乗り越えてきた仲間たち。成人して日々の暮らしに追われて忘れていた輝きの季節。
思い出すきっかけは友の病。母のお見舞いで訪れた病院で偶然に再会した友は末期癌に冒されていた。
彼女のたっての望みで疎遠になっていた仲間を探すことになるのだが…
舞台を90年代に置き換えた日本版を先に観て感動したけど韓国版はその上を行っていた。綺麗事で終わらせない振り切れた感じは韓国映画ならではだろう、
日本版のキャストは韓国版にかなり寄せていて、“広瀬すず"“池田エライザ"“三浦春馬"は適役。
成人してからの“篠原涼子"“渡辺直美"も良い。
泣かせどころは葬儀場での遺言のシーンと「サニー」の曲に合わせて4人で踊るダンス。
タンスが終わって、見つからなかった最後のひとりが現れて…
いつも、エンドロールの後でくどくどとその後を描く韓国映画を見慣れているので、それをせずに余韻を残しスパッと切った潔さが最高!