Sakura

サニー 永遠の仲間たちのSakuraのネタバレレビュー・内容・結末

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇場で日本版を観た後に、韓国版(オリジナル)も鑑賞。

少々の変更はあったが国や社会的背景を除けばほぼ同じ構成だった。
変更されている部分については、日本版が良いところも、韓国版が良いところも、それぞれあった。

韓国版の方が決定的に良かったのは↓の台詞。なんで日本版では省略しちゃったんだろう?
「もし苦しんでたら、幸せになるまで一緒にいる」

<音楽・ダンス>
【日本版】とにかく懐かしい音楽・場面が多く、それだけでも劇場で観て良かったと感じた。カラオケで熱唱したい気分になった。学生時代と現在のコラボダンスも良かった。最初のララランドもどきなダンスはいらなかったかも!?(笑)

<SUNNYというグループ名>
【日本版】いつも集まっていた場所の陽だまりから。悪くはないけど、唐突感。
【韓国版】ラジオに投稿し、DJが命名。ダンス曲もボニーMの「Sunny」なので、グループ名にもストーリーがあって必然性を感じられた。

<家族との関係性>
【日本版】主人公の家族との関係があまり描かれていなかった。
【韓国版】恐喝されている娘を救出。空港に旦那を迎えに行ったときの「早く会いたくて」という台詞、タクシーでの娘のはにかみ等、主人公の心境の変化や家族との関係性の変化が感じられた。

<初恋の相手との再会シーン>
【日本版】蛇足に感じられた。ぶつ切れ感。
【韓国版】映画に「絵」という1本の軸が通っているので、違和感がなかった。

<遺言でのプレゼント>
【日本版】いくら学生時代の大切な仲間だったとは言え、ずっと会ってなかった人たち(←しかも大して行動もしていなさそう)への高額なプレゼントの数々に違和感を感じた。
【韓国版】↓の台詞があったので、リーダーがどれだけメンバーに会いたがったていたか、プレゼントをする理由と意味、リーダーの覚悟とや思いがよく伝わった。
「絶対にまた集まろうな
もし苦しんでたら、幸せになるまで一緒にいる
誰が先に死ぬか分からないけど、死ぬ時まで…
死んでも、サニーは永遠だ」
Sakura

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