ユー・キャン・カウント・オン・ミーのけんくりのレビュー・感想・評価

そっと寄り添うような、温かい優しさに包まれるヒューマンドラマ。

舞台はアメリカの寂れた田舎町、主役は遠く離れていた姉弟、そして日常を切り取ったような物語。およそ20年前の映画だけど、ケネス・ロナーガンという人の作風は変わっていないんだなぁと思わされる。

映画を通し、問題だらけの姉弟の現状が大きく変わるということはない。でも「それでも良いじゃないか」と優しく背中を押してくれる佳作。

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」が好きなら絶対みてほしい。