ナイスガイズと比べるとプロットは乱暴なノワールミステリーでした。
でも見ている最中はそんなこと気にならないし、ばかで下品なシーンはほんとに
最低だし(いい意味で)、ハリー(ロバートダウニーJr)の良心には感動させられます。
まあでも基本下品です。リンカーンたちのところは笑った。
あのロサンゼルスのノワールの感じがやはり個人的に好きなのでしょうか。セレブたちのクリスマスのパーティー、どこにもまともな人間なんていない世界観がどうして私は好きなのか。
懐かしい感じがするから?
チャンドラーとかぶるから?
ディカプリオのギャツビーも、あれは東海岸だけど、忘れられないし。
ヴァルキルマーとバディになっていく感じも楽しいね。ラッセルクロウよりは頼もしい感じが、こっちはこっちでよかった。ハリーは心配ばかりかけるから、ふたりの息が合うたびに安心させられるです。
欲をいえば、最後のたねあかしはもっと丁寧にやってほしいかな。短くまとめるのはいいんだけど、セリフの説明が多くて短いのに退屈。
あとあの指はびっくりした。まじか。
そこまで負傷すると気になってしまう、物語に集中できないなーと不満だったけど、あのオチでオッケーでした。その後もう集中できました。
死体に対する扱いがやはり雑なのもいいね。その後ナイスガイズでは、自らが雑に扱われるのを思い出してくすくす。