はる

縞模様のパジャマの少年のはるのネタバレレビュー・内容・結末

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

当然ながら、私は柵の外側の人間として、安全な立ち位置での鑑賞。
なのに、ブルーノが縞模様のパジャマに着替えた瞬間、私まで柵の内側の立場に入れ替わったような気がして、ものすごい恐怖を感じました。

かわいそうと思いながら感じる恐怖と、抵抗も出来ずに殺される恐怖は全然違う。
柵の内と外、両側の立場でホロコーストを考えられる貴重な体験でした。
実際の人々の気持ちは計り知れないのですが、、、

『僕と世界の方程式』の時と同じ。エイサ・バターフィールド君の美しい瞳にまた引き込まれました。
はる

はる