すごく前から観なきゃと思ってたのを遂に観た!うん。恐ろしい「子供の無邪気さ」。無垢がゆえの、やめなときな~~って瞬間がありすぎて観ててハラハラする。クソみたいな嘘もつくし。でも純朴で。まじでやめてくれ…って思う。
また主人公とパジャマの少年だけでなく、家族や関わる人間すべてのキャラクターの信条とか立場が異なってて、それぞれの味を出してるのが面白かった。
例えば、ヒトラー的思想に染まりゆく事を、大人になってゆくと感じているお姉ちゃん。彼女も主人公と異なった、ある種の子供の愚かさを表現してて面白い。
はたまた、本当は戦争に関わりたくない&ユダヤ人を差別したくない方達。そういう人達の心境が、英雄的でなく描かれているのも意外と珍しいなって感じた。
そしてそして、父親の部下である怖い顔のコトラーさん。彼みたいな(形だけかもしれないが)第三帝国に賛同してそうなヤツも、家族とかのことを考えると全然一枚岩でなく大変なんだな…と思った。
(病気の祖母も何か描きたい史実があるのかな)
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自分も、見つかる可能性がろくに無いのに、遊び場で遅くまで友達と落としたトレカを探し回る。とかいう経験があったかもなーウッ。。。ってなりました