このレビューはネタバレを含みます
ナチスのゾンビは僧侶の卍を鉤十字と間違える。
千年人参王(シュメール人似)の走り方が最高だった。
「香港版ネバーエンディングストーリー」というキャッチコピーが付けられていたらしいが、たしかに微笑ましいほどにチープなファンタジー。
バロンやラビリンス、昔のNHK教育のあの感じも彷彿とさせる。
土地の神様、千里眼、順風耳、脚長といった偉大な能力を持つ存在がコントみたいなやりとりをしているのが良い。
ラスト、母親を治すシーンすら無くあっさり終わるのはやはりこの時代のアジア圏映画らしいなと思った。