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ブロンドの恋のmimicotのレビュー・感想・評価

ブロンドの恋(1965年製作の映画)
3.8
女子寮のベッドの中でヒソヒソヒソ♡
恋の自慢話で始まるチェコヌーヴェルバーグ
「アマデウス」のミロス・フォアマン監督の初期作品
じわじわと可笑しみが伝わってきた

男1人に対して女16人
訳あって田舎町の人口男女比に問題アリ
工場長の思惑により駐屯兵士たちとのダンスパーティーが開かれるも
ダサいおじさんばっかりでガッカリする
不満だけどチラッ チラッと気になるの
恋愛に関心を持ち始めた女の子って感じが初々しいෆ
あっでもおじさんのくすり指にリングが...
それは恋愛のススメというより
不倫のススメだった⁉︎

おじさん三人組と都会のピアノ弾き青年
それぞれの口説き方が笑える
おじさんは立場をわきまえてるし
青年のは何だそれ⁈ただただ必死で可笑しい
恋愛を期待する女の子たちと一夜を共にしたい男たち
"人を信じるのは初めて"って信じちゃダメダメ
でも、信じたいのよね、健気過ぎて泣けてくる~
ベッドシーンは笑えるけどちょっといい気味だったな

そして勢いで彼の家へ行くが...

登場人物のキャラが立っていて面白い!

締めくくりはやっぱり
ベッドで恋の自慢話♡
ギターの"アヴェマリア"と相まってホロリとなりました
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